クロスケ日記 105日の日々

どこにでもいる弱小会社員の日々の記録。他愛もないことを綴っています。

15%の休日

連休あけの1週間が終わり、金曜日の夜は帰宅後床に横になったら、しばらく起き上がることができなかった。

疲れなのか、久しぶりの労働で気を張り詰めすぎたのか(重大プロジェクトをまわしているわけでは、全然ない)、なんだったんだろう。

体力の低下もあるだろうな。

 

休日。たまたま少し遠出して、土地勘のない街に行く用事があった。

うっかりしていてスマホを充電していなかったのに家を出てから気付いた。

残り充電量15%。

外部充電機などを買うのも勿体なく、まあいいか、と地図アプリを起動し、さっと目的地を確認しスクリーンショットを撮り、節電しつつ目的地へ向かう。

もろもろの用事をすませ、帰ろうかというころには充電は3~4%。

 

土地勘のない街で夕ご飯を食べようにも、検索するわけにもいかない。

ましてや地図アプリなんて無理無理。

最短で帰る電車の乗り継ぎも検索できない。

 

スマホコモディティ化)・テクノロジーなどはめっちゃ便利で、さも自分はITを駆使して効率よく生きているつもりでも、実際は「使わされているんだ」と思う今日この頃。

 

そんなよくある話の、非モテの1日。

疲れた。寝る。

少しはずれると隣にいくとド素人

社会人もそこそこ長くしていると、自分はもうほぼほぼ完成した人間になったのでは?と思い違いとしてしまう。

少し自分の守備範囲からはずれると、それはとんでもない思い上がりだと思い知らされる。
自分はただのド素人で、わかったつもりでわかっちゃいない、と痛感する事がある。

先日、カメラ関係のイベントに参加したとブログに書いたけれど、その時に「世の中には、必ず上には上がいる」と目の当たりした。
当たり前だけど、知識があって腕もある人は、たくさんいる。
他人からすればたいしたことないかもしれないが、自分には必要な時間だった。


「自分のしょぼい本当の姿」と「これくらい出来て当然の自分」の像のずれが大きい人が会社を辞めて独立したりしたとき、「こんなはずでは!」と嘆くのだろう。
会社の看板を自分の力を勘違いしてしまうのだ。

自戒を込めて。
どんなに自分がある分野で専門的なスキルがあっても、すこしでも違う場所にずれれば、ただのド素人。

寝る。
デジタルだけではなく、フィルムカメラも最近ほしくなってきた。

もう一つの世界を持つ人

また労働者の日々が始まってしまった。
社内で浮いている、ときめきのめくるめく日々がまた始まるのだ。

よく言われることだけれど、人は孤独な生き物。
社交的で、常に人の輪の中心にいる人でさえも孤独。
そして、その孤独を埋めてくれる「確かなもの」なんてない。
自分をつき動かすエネルギーは、自身で自家発電して作り出すしかない。


(そして、ここまで書いといて矛盾してるが、仕事終わりに試験勉強してる自分を褒めてくれる彼女が欲しいっす!
もう、何から手をつけていいかわからない。)

プライベートでほとんど外の世界の人と会話をしない。ときたま人と会話するとどぎまぎしてしまう。
先日、たまたま話す機会のあった人が格好良かった。
その人は本業を持ちながらも、別の仕事のような道楽のような楽しみを持っていて、あ、なかなか出来る事ではないな、と思った。

もう一つの世界を持つ人、である。

もちろん楽しいことばかりではないだろう。

それでも、そのもう一つ世界が浮き世から身を守る防波堤になっているのかもしれない。
勝手な想像だけれど。


副業が騒がれる昨今、自分ももっと力を入れて考えてみようかしらん。

まずは就業規則を読み込むことから、かな。

なんつって。

ああ、夏の日々

今日まで大型連休だった人や、お盆休みなんてねーよ!という人、業界や業種、職種の数だけいろいろあるでしょうが、ほとんどの人は「明日、仕事行きたくねー」と心の中がどんよりしているはず。

私も短いお盆休みが終わってしまい、明日からまた労働者の日々が始まる。

 

刮目せよ!

これが非モテ独り身コミュ障吃音者アラサーの夏の日々である!

 

  • 写真関係のイベントに参加するが、他の参加者の人と話しているとき吃音が出まくり、自分でもなにを話しているかわからず会話の着地点がぶれまくった。ただ、イベント自体は参加して良かった。とても刺激になり、カメラのド初心者だが、マイペースに楽しもうと誓った。そして趣味を楽しむには稼がなくてはいけない為、食いっぱぐれないようにしなければ。
  • 実家の身内以外、ほとんど生身の人間と会話していない!たまに生身の人間と話すと吃音でまくり!。実家では、「誰か相手はいないのかい?」と聞かれる。
  • 小旅行に出かけた。もちろん一人で。和室の部屋に泊まったのだが、とても雰囲気の良い部屋だった。彼女や女の子と泊まりたかった…。大人の動画の見過ぎで、「現実の女性」と「ファンタジー」の乖離が凄まじいことになっていそう。ますます異性からかけ離れていくだろう。私は健全に真面目に生きてきて、何も悪い事をしていないのに、異常なまでに女性から距離を置かれ、相手にされない。吃音があり、幼少期、身近に女性がほとんどいない環境で育ち、友達もおらず、そういう知り合いの輪からもはじかれ、「当たり前の経験を獲得する機会」を徹底的に奪われ続けてきた。その被害のなれの果てが今である。
  • 学生の時の同級生と会った。お互い軽く近況報告。同級生は、ある業界内ではそれなりの会社に身を置いているが、どうやら経営状態はそうとう危ないらしい。同級生は経済感覚もしっかりしていて専門技能も高いため、転職先や違う仕事もすぐに見つかることだろう。会話の中で同級生が、有名大学卒業の新入社員が使えない、とぼそっと言っていたのを、私は聞き逃さない。
  • 明日から労働である。行きたくない行きたくない行きたくない行きたくない。でも、今から少し仕事関係の事をしようとしている自分がいる。資格試験の勉強をしようとしている自分がいる。なんて、都合の良い労働者なんでしょう。

 

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夏の残滓

夏らしいことをなにひとつしていない。

昭和20年。1945年。敗戦。

無学の私だが、大きな流れの中で散っていった無名の人たちに。

 

実家に顔を出し、両親の健康状態を観察し、会話しておかしなところはないか確認作業。

そして実家からむさ苦しい男やもめの部屋に戻ってきた。

いつまでこんな日々が続くのだろうと思いながら、毎日をやりくりしている。

いや、実際はほとんどなにもしていないが。

 

勝手に常連だと思っている居酒屋でご飯を食べていると、小学校低学年くらいの子供を連れた男性とギャル夫婦(?)が談笑していた。

 

小さい子供よ、文化資本や人的資産を大事にしろよ。

たまたま僻地に生まれただけで、周囲の人間に恵まれていなかっただけで、そもそも認識すら出来ない「事象や概念」だってたーくさん、たーくさんあるんだぞ。

せっかく享受できる地域や家庭環境に生まれ落ちたのなら、うまく活用しろよ、と勝手に心の中でエールを送った。

 

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