クロスケ日記 105日の日々

どこにでもいる弱小会社員の日々の記録。他愛もないことを綴っています。

やるだけのことをやったら

少し心配事がある。

毎日がコピーアンドペーストの日々の
労働者にも、心配事はある。

思いつくことはやり、
考えられる準備をしたら、
ジタバタしたってしようがないと
わかっていても考えてしまう。
他人から見れば、そんなこと心配してるの?
というレベルかもしれないが。

人事を尽くして天命を待つ、ではないけれど、
あとはなるようにしかならない。
ま、やるだけやってみるさ、という精神状態。

こんな気分でも日常の仕事はあるし、
世塵はいくらでも降り掛かってくる。
社内のパワーゲームもあるしねー。

くっそー、つくづく自分の人間の器を
考えてしまうぜ。

よく行くお店で、少しだけ話せる女の子ができた。

こんな些細なことで、一喜一憂するよ。

会社の女性は怖いけどな。

ふと考える

サラリーマンは社会の歯車、と揶揄されるが
最近つくづく実感するぜ。
この言葉を最初に思いついた人は、
どんな気持ちだったんだろう、と想像してしまう。

全国の中小企業に務める人は、
というか日本の大多数の人間は中小企業に
勤めてるんだけど、
歯止めがきかなくなりそうな、
ワンマン社長の方針に戦々恐々している。
周囲にイエスマンしかいないから、
余計に予測不能だ。

まぁ、どこにでも転がってる話だよな。

あぁ、労働者は、
狭い世界の中で飼い主の気分次第で、
いくらでも人生を操作されるよな。
仕事は甘いものではない、
という大義名分の盾をかざされ、
思考停止にし、全人格労働を強制し、
労働者同士で、貶め合うように仕向けたりする。

人は会社の為に生きているわけではない。
大切な誰かの為に働いている、という
当たり前の感覚が奪われ過ぎている。

俺は、いつまでもこの会社で持つんだろうか。
もっと切迫感をもって勉強とかをやらないといけないんだけど、
どんなに頑張ってももうけるのは会社ではないか、
と思ってしまう自分がいるよ。

そもそも俺は本来の性格や能力から
いてはいけない会社だったのか。

もし、今の会社で駄目になっても大丈夫なように、
違う世界も作っておかないと、と思うよ。

どんな風になっていくのか

たまにふっと思うときがある。

どんな風に年を取っていくんだろう、と。
もう、新人でも無いし、
年相応のものも持っていないといけない。

そんなもん、もってないよ。
冠婚葬祭の知識とか、
人より著しく低いぜ。

なぜなら、一般的な家庭で、
周囲の人にめぐまれ、
すくすく育ってきた人は
自然と人との繋がりができるだろう。
つくり方も自然なものなんだろう。
そこで小さい頃からもまれ、
経験値を蓄えてきたのだろう。

こちとら、
周囲と人間関係を築く能力に欠け、
(親もそうだった。親も人付き合いを
 好まず、世の新しいことに消極的で、
 柔軟性にかけ、自分の世界を大切にした。
 カエルの子はカエルなのだ。
 俺はいるだけで、虚仮にされ、
 見くびられる側の人間だ。
 同じ人間なのに。くそが。
 ただ健康な身体で生んでくれて、
 感謝だ。)

同世代なら当たり前にある、
人との繋がりも希薄だ。
低い階級の人間とは、
できるなら仕事以外では
誰も接したくないからな。
そして、高いステージにいる人間は、 
そのステージ同士で付き合い、
低い階級の人間はあがき、
あがき疲れ、あがき方を忘れ
見えない格差に引き裂かれていく。

人間のつながりのセーフティネットがない人間は、たくさんいる。
こっちが関係を築こうと歩み寄っても、
無下にされ、見下され、虚仮にされた人達だ。

俺とお前らのどこが違う。

もし、今の仕事を辞めたら、
今の条件の職には、ありつけないだろう。
俺は人とのネットワーク、日本社会の
年相応の知識経験が著しく薄い。


社畜は、淡々と働くしかない。
孤独を日常の静かな怒りに変えて。

寝る。

よりどころ

日々肉体は朽ちて
心は鈍く淀んでいく

だからこそ、
彼等を美しく思うのか。

漫画、恋は雨上がりのように

女子高校がバイト先の年上を好きになる、
という設定だけど、
現実はこんなに清々しいものではないだろう、
人の心はもっと、卑しく
淀んでるんじゃないか、
と思ってしまう俺は
日々、心が鈍化していっているんだろう。

ただ、心のよりどころの様なものが
ある人は羨ましい。

人は自分の意志で選んで、
決定しているように思えても、
外部から受ける刺激に大いに影響されている。

そんなよりどころが欲しい。

寝る。

交差点

渋谷に行く機会があった。
スクランブル交差点、
行きかう人々を外国人が撮影していたり、
交差点の真ん中でポーズを決めて撮影していたりする。
テレビとかでは、見聞きしていたけど、
ちょっとした観光スポットなんだね。

そう、田舎者丸出しさ。

ああいう街に行くと、
若者たちが溢れていて、
高校生カップルが闊歩していて、
あぁ、年を重ねたなぁと感じるた。


ま、考えすぎてもしょーがない。

美味しいもの食べて、映画みて、
小説読んで、写真撮って、
旅して、
そーやって生きてくしかないんだ。
多少の理不尽に出くわしながら。

あー、旅行に行きたくなってきた。