喉が痛い。
一時的なものか、風邪の前触れか。
生まれながらお金持ちの人間を見る機会があった。
ああ、いいないいないいないいなー。
世の中がどんな風に見えているのかなー。
欲にまみれております。
大人の動画を見て寝る。
少しずつ読んでいた「この地獄を生きるのだ / 小林エリコ(イースト・プレス)」を読了。
同人誌即売会「文学フリマ」にて頒布されたものを加筆修正したものが本書ということだ。
エロ漫画の編集者から生活が一転した著者。
自殺未遂、生活保護、デイケアでの生活、そして沸き起こる感情。
この国で生きている労働者なら、だれもが墜ちる可能性がある。
デイケアだって営利を優先する。囲い込み、利潤を吸い上げる。資本主義の一面。
本のタイトル通り、この「地獄」から再生する日々の記録が綴られている。
絶対に他人事ではない。このことを笑うことが出来る人間がいるとしたら、生まれたときから既得権益に守られ、脅かされることがない人間だけだろう。大物政治家の子息?
とくに終盤のこの件は、筆者の思いがすごくこもっていると感じた。
自分が弱者の側に陥る可能性があるといことを想像できないのだろうか。
国民が税金や保険料を納めているのは「いざというとき」のためだ。1秒後には交通事故で働けない身体になるかもしれない。過労がたたって精神的に病んでしまうということもある。勤めてる会社が倒産したり、リストラに遭うことだって考えられる。いま働くことができている人が「こちら側」になる可能性はいくらでもあるのだ。
そうでなくても、人は必ず年老いて、いつか弱者になる。
そしてこの著者が「再生の過程」で携わり、発行した単行本も読んでみたい。
文学フリマというイベント、気になってきたー。
寝る。
「やっぱりおおかみ」という好きな絵本がある。
前にブログで書いたかもしれないが、好きな絵本である。
【ぼくに似た子はいないかな】
「荒野の狼」という宇多田ヒカルさんの曲がある。
前にブログで書いたかもしれないが、歌詞が好きである。
【誰だって同じ帰る場所が欲しい。だけど無いものは無い。】
うん、かっけー。
この「2つのおおかみ」、とっても似ていると思う。
どこにも拠り所がない。そんな寂寥感と、「それでも私は」、という意思が見えて(個人的にね)とても良い。
仕事からの帰り道、ふとこんなことを思いついたから書いてみる。
おおかみはおおかみとして生きていくしかない。
吃音者は吃音者として生きていくしかない。
これはまごう方ない事実。
よし、参考書を読む。
大人の動画も。
そして寝る。明日がくる。
時々、感じることがある。
意識だけは新人のまま、歳だけ重ねているような気持ちになるときがある。
変化に対応できていない感じ。周回遅れのなにかにしがみついている様な気持ち。
月曜日から後ろ向きなものを感じてしまったー。
マイホームヒーローという漫画がめっちゃ面白い。
平穏な人生を生きていたはずなのに、ある日突然非日常に放り込まれる。
今までの生活や趣味で身につけた経験と知識をフルに使い、戦い抜く。
雰囲気は違うけど、硝子のハンマー/貴志祐介 や 不夜城/馳星周を連想する。
少々残業して帰宅。
夕方頃にはめちゃくちゃ身体がだるかった。
ひとつの動作をするだけで億劫だった。
こんなときは大人の動画に限る。
少し参考書を読んで、寝る。
ミーハー丸出しだが、劇場版名探偵コナンを観てきた。
去年、数年ぶりに劇場版コナンを観て、今年も行ってみようと思ったのだ。
大人になり、ある程度歳を重ねてから観ると、感慨深い。
ラン姉ちゃんもいつの間にか年下になってしまった。
(当時、金田一少年の事件簿と名探偵コナンのアニメが続けて放送されていたのは忘れられない。小さかった私は、それが楽しみで夢中になって見ていた。ああ、歳がばれる…)
モテ男の安室透もかっこいい。
知らなかったけど、めちゃくちゃ人気があるキャラクターのようだ。
よく会社員の方から、「うちの会社は」という言い回しを聞くことがある。
たまに、「労働者」なのに「経営者」の立場にいるような言い回しを聞くことがある。
それをどうこう言うつもりはまったくないけど、すこし違和感を感じるときもある。
私はなるべく「うちの会社は」とは言わず、「この会社」「○○(会社名)」「今の会社」などなど言い方を変えるようにしている。
株主でも、経営者一族でもなんでもないからね。
いまの組織に育ててもらったことは、非常に感謝している。
たいした学歴も、能力もない。このさき、いわゆる「一流企業」で働くこともない。
もし今の会社に潜り込めていなかったら、今のよりもっともっとずーっと世間知らずだっただろう。
そう考えるとぞっとする。
真実はいつもひとつとは限らないけど、置かれた場所によって真実は変わるんじゃないだろうか、とも思う。
しがない賃労働者。
こうやって土曜日の夜は過ぎていく。
日々をしのいでいく。