クロスケ日記 105日の日々

どこにでもいる弱小会社員の日々の記録。他愛もないことを綴っています。

語り尽くされている話

世間は忘年会シーズン。

弊社でも、組織の公式な忘年会、仲のいい人間同士のこっそり忘年会などなどが催されている。


もちろん、公式な忘年会を除き、仲間内の忘年会に誘われることは、ほぼない。
開催されたことは社内の風の噂や給湯室のコソコソ話で耳にするくらいで、「へえー、そういう会があったんだ」という程度である。
若い頃は心がざわついたが、今はそれほどざわつかない。

会社の飲み会をテーマにした議論は語り尽くされているが、私見では社内の飲み会は、根回しや自分の立場を危うくしない為だけのものだと思っている。
あと、その場にいない人間を貶める場だ。


そして、俺は、自分では普通にしているつもりでも、何故か人から小馬鹿にされ侮られる側の弱い人間である。
初めてお会いする人間からも、そういう接し方をされる傾向が強い。
弱い人間だ。

弱い人間にも、年末は来て、大晦日はくる。
未来はくる。

映画でも観にいくか。

ここだけのはなしの話

ここだけのはなし、なんてものは絶対にない(話したことがバレ、自分の命が取られるような場面は除く)。

人の口に戸はたてられない、という言葉もあるくらいだしね。

狭い人間関係の中、一度口にした言葉は、誰かの耳に絶対に入ることを想定していないといけない。
誰が聴いているかもわからないし、スピーカーもたくさんいる。

もはやちょっとした情報戦だ。
敵は身内にもいる。

そんなくだらないことを思った今日の朝。



クリスマス。
まっっっっったく、予定がない。
予定がない。
予定がない。
予定がない。
予定がない。
くっそたれ。

仕事終わりに、彼女と軽くご飯でも食べてみたいよ。
届かぬ夢だけどさ。


それでも、日々をしのいでいく。

100000

先日、愛車の走行距離が100000キロを超えた。
思えば遠くに来たもんだ。


仕事終わり、某コーヒーチェーン店で資格試験の勉強をしている。
体力に余裕が在る限り、なるべく平日は勉強しようと考えている。
短い時間で集中的に。


店の端の席ではアジア系(?)の人間たちが言い争いをしている。「いくら残ってるのよ。」「見せなさいよ」「私は何も悪いことはしていない。」と。
金銭がらみだろうか?

斜向かいの席では、東欧系の美女が優雅にコーヒーを飲んでいる。
どうしてこの国に来たんだろう。
理由を聞きたくなったが、そんな度胸もクソもないのでやめた。

こんな田舎の地方都市もインターナショナルに。


月曜日の夜。
また一週間が始まった。
僻地や地方都市の労働者の皆さん、今週も乗り切りましょう。
私も、乗り切る…。

寝る。

日本カメラという雑誌

日本カメラという雑誌がある。
創刊70年。
若造は、寡聞にして知らなかった…。

先日参加したカメライベントでは、この雑誌を知っている人が多く(平成生まれの子も知っていた)、そういうもんなんだと思った。

趣味関係の雑誌って、今までほとんど買ったこと無いんだけど、珍しく食指が動いて雑誌を買ってみた。

頁をめくっていくと、素敵な写真が目に飛び込んでくる。
エモイ(若者言葉らしい)写真や、郷愁を誘う写真、エロティックな写真。日常の本当に何気ない光景。

黄昏時の台所なんて素敵だなぁ。

刺激になるな。

一瞬を切り取った写真たちの脇には、機材やレンズ、ISO感度シャッタースピード等が列挙されている。
他のメーカーのボディやレンズはよくわからないけど、おそらくフルサイズだったりして、良いレンズを使用しているんだろう。
中には、自分と同じ一眼エントリー機で撮った写真もあり、まずは何よりも楽しむことが大切なんじゃん、と当たり前の事を思った。


たまには雑誌を買ってみるのも悪くない。


よし、資格試験のおべんきょーだ。

大人の動画も大事。

そんで、寝る。

寒さと孤独の親和性

めっきり寒くなったが、寒さと孤独というのは密接な関係なのだろうか。

ここ最近、気持ちが軽い寂寥感に覆われている。
言葉にするのも憚られる考えが、じわっと滲み出してきては、薄まっていく。



それになにより。

人肌恋しい人肌恋しい人肌恋しい人肌恋しい、人肌恋しいよ!
いいじゃねーか、非モテ男が夢を見たって。
せめて夢を見たって……。

もちろんパートナーがいたって、寂しい人は寂しいんだろうが。
それでも、肉欲に溺れたい…。

でも、現実は何も変わらない。
どんなに嘆いて、強く思っても、思うだけでは物事は絶対に動かない。

ナニワ金融道青木雄二氏がエッセイで書いていたと思うけど、唯物論ってやつだ。

「我思う、故に我あり」はおかしく、本来ならば
「我あり、故に我思う」が正しい捉え方と。

観念や精神の前に、まずは物質がある。
俺という個体がいるから、思い悩む事ができる。



形容しがたい虚しさと、誰もが戦っているはずだ。

今日という日は必ず終わるし、明日という日は必ずやってくる。

よし、大人の動画を見て寝よう。