クロスケ日記 105日の日々

どこにでもいる弱小会社員の日々の記録。他愛もないことを綴っています。

瓦解前夜なのか

相変わらず社内の雰囲気がおかしい…。

どこの会社もこんなものなのか…?

「会社は利益を追求する集団」、「従業員は使うもの」、と言われればそれまでだが、それにしてもおかしい。

人材の適材適所の配置?いちいち歯向かうんじゃねえ、
思い付いたら朝令暮改
体裁を取り繕うばかりで何も決まらない、
机上の理想が先行し現場の実務を軽く考えている、
上層部が下の話を一切聞かない、
名ばかり役職ばかりで組織系統が良くわからない、
実力が伴わない人間に権力ががががが、
ロートルの自分の存在意義のアピールの為に誰かが犠牲になる、
進言しても「いや大丈夫だろ」と聞く耳をもたずバッサリ切られる、
長期的な視野は一切無しのいきあたりばったり、
自分だけは被害者になりたくない、と口が立つ人間、知恵が働く人間が無理難題を誰かに押し付けあい責任転嫁、
現実問題としてそもそも人が育たない、

こうした状況に日々曝され、危険察知能力が研ぎ澄まされる…。


経営の責任なのに何故か従業員が悪い事になる。



これは大企業の話ではない…。
世の中に無数に存在する、零細中小企業の話である。


これをおかしいと思う自分がおかしいのか。
世間知らずなだけなのか。

某国の権力闘争に比べたらかわいいものだが、
これは瓦解前夜ではないのか。


うぅ、弱小リーマンはつらいぜ…。


よく行く、勝手に常連と思っている居酒屋のママ曰く、「人間、食い気より色気が無くなったらおしまい」。
ふ、ネットの大人の動画や画像に反応できるから、多分まだ自分は大丈夫だと思う。
まだ健全な人間だ。

よし、資格の勉強するか。

欲望に忠実になりたい

会社と部屋の往復の日々。
何時間前に出た部屋に戻ってくるだけの日々。

欲望に忠実になりたいものだ。

欲望をちゃんと表す事が出来たら、少しは楽になるかな。

今月、大きなイベントがある。
これを乗り切れば、来月は小旅行だ。

相変わらず、社内の雰囲気は暗い。
一部の頭のいい人間が、無理難題な仕事を下にぶん投げて潰している。



女の子と温泉旅行行きたいなぁ。

寝る。

気持ちの落としどころ

世間ではおっさんずラブというドラマが流行っているらしいね。
会社の女性の同僚から聞いて知ったよ。


気持ちの落としどころというのを考えた。
後輩や後から入社してきた人たちの方がコミュニケーション能力や能力の伸び代が高いのではとつくづく思う。
将来的に後輩の方が仕事ができる、という状況になるなと予感している。自分がなんとか歩いてきた道を、早々に駆け抜けて行くのだろう。
その時、自分はどういう気持ちになるのか。
もう若くない自分の気持ちの落としどころは、何なのか。

まぁ、後輩たちが成長する間、何もしないで手をこまねいているなんてことは絶対にしないが。

そして、実家のこと。両親の老いのこと。
このまま独り身なのか、もう人の温もりに触れる機会は無いのかということ。
漠然とした不安。

夜、部屋を暗くして音楽を流している。
頭を空っぽにする時間を意識して作ろう。

さ、ラジオ聴いて、少し仕事して、寝るか。

狭い中の見える人

曖昧な表現で観念的になるけど、物事の本質や実態を可視化し捉えることが出来る人間てどれくらいいるのだろう。
他者の悪意を持った思惑が見える、と言いかえてもいいかもしれない。

大多数の人間は、狭い社内の人間関係の中であの人に嫌われたらいやだなぁと恐れ、会社の数だけある社内のローカルルールに悩み辟易して、目の前の事に手一杯になりがちではないのかな。
いや、勝手に想像しただけだけど。


先輩と昼飯を食べていて、先輩がまあズバズバ言う。パワハラのお客に対しても容赦ない切り返しをしていたようだ。
痛快だ。


私は世間に数多ある中小企業のダメリーマン。
非常に、ひじょ〜に思い上がった発言になるかもしれないが、今の会社で「ちゃんとした会話」ができるのは片手で数えられる数名。
この人たちはちゃんと「見えている」。

そんな人間に、なりたいんだなぁ。



斉藤和義の「ベリーベリーストロング」が、ラジオから流れてきてふと手をとめて聴いてしまった。

寝る。

天国に一番近い

天国に一番近い会社に勤めていた話

天国に一番近い会社に勤めていた話

知る人ぞ知る、有名なブログの書籍化。
私は寡聞にして知らず、ほんの些細なきっかけがありブログを読ませて頂き、書籍を手に取りました。


衝撃でした(ブログも衝撃ですが)。

明日に差し支えるから寝なくてはと思いながらも、一気読み。
よく宣伝文句で、面白すぎて一気読み、と見かけるが、まさに今回がそれだった。
本当に惹かれることって、眠気も消し飛ぶ。

言葉で表現すると野暮な感想にしかならない。
とにかく実際に読むのをオススメしたい。
同じ日本でも、こんな世界があるだなんて。


ケガをした時、自分をバッサリと見捨てた会社や家族や恋人よりも、「見ず知らずのブログ読書の方が優しいじゃないか!」、の紹介文が世の理不尽、不条理を的確に現している。

魂の叫び。
しみるよ。

くぅ…。