クロスケ日記 105日の日々

どこにでもいる弱小会社員の日々の記録。他愛もないことを綴っています。

二月は逃げるもの

一月は行くもの、二月は逃げるもの、三月は去るもの。

意味をきちんとは知りません。

気付いたらもう2月。

 

わざわざブログに書くほどのものでもないけれど、カイシャ人として働いていて「怒り」の感情が心に大きく占めるようになった。

この怒りの火が完全に消えることはない。

アンガーマジネントが下手なのだろうか。

幼稚な感情を処理できず、大人になりきれていないだけなのだろうか。

 

以前記事で書いた、はてなブロガーの書かれた書籍を最近少し読み返した。

「僕が18年勤めた会社を辞めた時、後悔した12のこと/和田一郎著」

名著だと、個人的には思います。

 

そこには「職業人は2度死ぬ」と書かれています。

1度目は、何ものでもない自分というものを受け入れる過程で。

そして2度目は、40歳の声をきく中年となった頃、やはり自分は何ものにもなれずに人生を終わるのだということを受け入れる過程で。

 

怒りの正体のある面を的確に表している至言だと思う。

 

地方の中小零細企業の場合、否が応でも人間関係が濃密になりがちです。

それが良いところでもあり、悪いところでもあります。

大企業でも同じだろうけど、「能力」や「器」なんて関係ないんだな、としみじみ思います。

結局は出自、なのかと。

人との距離が近い分、見えなくてもいいものが見えてしまうので、怒りが倍増します。

この感情を受け入れていく過程は、上の「2度死ぬ」に該当するのでしょうか。

使われるのが嫌なら、資産家の家に生まれ落ちるか、自分の稼ぐしかないのでしょう。

 

大人の動画を見て寝る。

せめて、せめてプライベートではセイに溺れたい。