はてなブログ10周年に際しての特設ページを見ていてたどり着いた、あるブログ様。
そのブログを書かれている方が出版された「僕が18年勤めた会社を辞めた時、後悔した12のこと」が気になり購入しました。
そしてあっという間に読み終わりました。
頁を繰る手が止まらなかったです。kyouki.hatenablog.com
世の中はものすごい速度で変化していますが、大まかところは変わらない普遍的な部分もあります。
特に地方の中小零細企業に身を置く自分の肌感覚としては、ニュースで報道されているような変化なんてどこの宇宙の話だよと感じるばかりです。
「生涯、お金に不自由しない家柄に生まれ落ちた」「他者を寄せ付けない圧倒的な才能の持ち主」などでない限り、
雇用契約労働者(所謂、会社員、サラリーマン)は1度は読んでおいて損は無いという良書です。
市井に生きる、名もなき会社員の叫びが行間から聞こえました。
読み終えて、この先の自分の会社員人生のことを考えずにはいられませんでした。
特に会社員は2度死ぬの件は、真実です…。
働き始めた頃は、処世術のことや組織人としてのバランス感覚なんて対して重要じゃ無く、組織の利益に貢献していれば良いんだ、と思っていました。
専門知識と勉強する気概があればそれなりにやっていける、と思っていました…。
会社員の処世術、決して馬鹿にしてはいけません。
そういえば少し前に、仕事絡みでお世話になっている会社の上役から「何かあったらうちに来ないか。受け皿はある」と言われた。
たとえ社交辞令だとしても、自分の力が必要とされるのは嬉しいものです。
はあ、会社員生活はこれからどうなっていくのだろうか。
寝る。