怒りや憎しみで私を倒すことはできぬ
「左利きのエレン」という漫画があります。
今現在はどうかわかりませんが、amazonKindleで「新卒版 左利きのエレン」が会員向けに無料公開されていました。
読んでみると、社会人になった今でも結構響く頁がありました。
会社はお前を育てちゃくれない
君の理想の上司もやりがいのある仕事も…
成長出来る環境も…
全部会社が用意してくれればいいのにね…
日本中のサラリーマンの先輩方が何万回と心の中で叫んだことかもしれませんが、
「なんであの人があの仕事に就いているんだ」「なんで自分じゃ無いんだ」「たまたま経済的に恵まれた家庭に生まれただけのくせに…」という形容しがたい怒りに囚われる時があります。
負の感情なので、すぐに頭から振り払うようにしてはいますが。
それにこんなことでウジウジ出来るってことは、なんだかんだいいつつも平和な証拠ですもんね。
本当に、経済的に追い詰められていたら、とてもこんなことしてられない(多分)。
あ、でも。
それはそれとして自分は労働者階級で、株主の利益の為に生活を握られている、という事実も、1つの現実としてあります。厳然とした現実としてあると思います。
この怒りや憎しみは、労働者階級として絶対に忘れてはいけない感情だとも思っています。
自ら生産設備を持たない労働者をこき使う、という側面は絶対に否定できないはずです。
生かさず殺さず…ね。それが儲けの源泉。
うーん、人の心は多面的ですね。
大人の動画を見て寝る。