クロスケ日記 105日の日々

どこにでもいる弱小会社員の日々の記録。他愛もないことを綴っています。

むなしさの周波数

ここ数週間、虚しさがとまりません。

もちろん、会社員という守られた立場でこういうことを言うのはお門違いとも自覚しています。

私がミスをしたって責任を取るのは一応は自分の与えられた業務範囲の中ですし、温室でぬくぬく栽培マンです。

虫の良い話だってこともわかっています。

でも、頭の片隅でどうしても「従業員が頑張っているのは所詮、株主の利益の為じゃないか」と思ってしまいます。

どんなに頭がキレるとか優秀かは関係ない。

 

もし今新入社員が入ってきたらつい愚痴ってしまいそうです。

「俺色に染めてやる〜」と狼に変貌すること必至です。

こう言うことを同僚にうっかり話すと、スピーカーがたくさんいて拡散されるので絶対に言いませんが。

「プライベートのことを見せているようで実際はなにも見せていない技術」が会社員ではとても大切なのです。

 

それに組織からしたら「そんな余計なことを考えている暇があるなら、よーし思いっきり仕事振ってやろう」と考えるでしょう。

 

宮部みゆきの短編小説のある件を思い出しました。

話の内容はほとんど覚えていませんが、この一文だけは今でも覚えています。

若い女性と不倫をしていた家庭持ちの男のことを刑事(だったと思う)が、

「男ってのはな、給料配達人なんだよ」とこぼすんです。

 

労働者も利益の配達人なのでしょうか。

 

むなしさを吹き飛ばすのも自分次第ですね。

大人の動画を見て、寝る。