クロスケ日記 105日の日々

どこにでもいる弱小会社員の日々の記録。他愛もないことを綴っています。

もう一人の自分が叫びたがっている

連休が終わりました。
また日常が始まります。

仕事をしている風で、その実体は「作業」でしかない、地方のしがない中小零細企業の会社員としていつも思うのですが、仕事量を自分でコントロールしたいです。
もしくは納期や期限を自分でコントロールしたいです。
シビアな環境で働いている方からすれば、「なに寝ぼけたこといってやがるんだ。本当の競争に、もまれたこともないくせに」と思うことでしょう。
ちゃんとカレンダー通りに一応は休める、恵まれた環境にもいるじゃねぇか、それに「使われる立場」を選んだのは自分なんだから甘んじて受け入れろよ、とも。

人は立っている地面によって、考えなんて何色にも染まります。
独り身、パートナーなし、子どもなし、の自分だからこう思うのでしょうし、家庭があり、守るべきものがある人はもっと違うことを考えることでしょう。

仕事量も期限も自分でコントロールできない。休みたい時に休む、行きたくないときには行かない、ということもコントロールできない。贅沢でも何でもない、当たり前のことを奪われています。
「時間は自分で作るもの」という一見耳障りのよい言葉は、自分の人生という時間を日々奪われている労働者には「御為ごかし」でしかありません。
こういう「いかにももっともらしい言葉」には、心底うんざりです。
こちらの時間を奪うことをしなければ、こっちだって「時間を作る」ようなことをしなくていいのです。



と、もう一人の自分が、心の中で叫んでました。

さて、もう少し、仕事(作業)しますか…。