子供みたいな話と腕時計
子供の泣き言のような話だけれど、相も変わらず職場の中では浮いている。
とくにプロジェクトなどが動いている時は、痛烈に肩身の狭さを感じる。
持つ必要の無い、自己否定の気持ちが湧いてきてしまう。
能力が無いから、いてもいなくても大して変わらない。
そこそこ社歴があるから邪険にも出来ない、だからなにか役割を与えなくてはいけない。
仕事が忙しすぎてもそれはそれでむかつくが、これはこれで蓄積すると結構嫌な気持ちになる。顔には出さないけど。
大人の動画みて、発散するけど。
子供みたいな話だけれど、こちらが「なにか出来ることはありませんか?」「手が空いたのでお手伝いできますが」と水を向けても、「いやこっちは大丈夫だよ」と返され、そしてさも忙しそうにされると「なんかおかしくね?」と思ってしまう。
結局、自分のお気に入りの人物の助言を聞き、手を借り、ほかの人間に肝心の業務は渡さず(専売特許でもなんでもないのに)自分の身を守りつつ、周囲に対してアピールし、自分で拒んでおきながら「あいつはなにもしない」と叩かれる。
ああ、こんな風土じゃ若手は育たねー。
人間の集団でのポジショニングが下手な俺は、いつか「どん詰まり」が待っている予感がする。予感しかしない。
大企業でもなんでもない、いち地方の零細企業の小宇宙の中で起こっている話である。
スマートウォッチのような腕時計が欲しくなった。
(今は機械式の手巻きだったり、G-SHOCKだったりをローテーションしている)
LINE、メールの受信や電話の着信が腕時計で確認でき、非常に便利だと同僚が言っていた。
ただ買っても机の肥やしになりそうな気がする。時刻を確認するための道具でしかないとも言い切れるからね。
そんな頻繁にLINEもしないし、電話もかかってこない。せいぜいメールくらいだろか。
いや、1度使ってしまうと、スマホのように手放せなくなるんだろうな。
タブレットも気にはなっているんだけどねー。
物欲が動物の三大欲求に少しだけ近づいた1日。
資格試験の勉強を少しだけして寝る。