咳をしても一人、凹んでも一人
資格試験終わった。
だが、試験は受かっていないと思う。
過去問を解いている段階で合格点に届くか届かないか、くらいだったから薄々は予感していた。
しかしやるからには受かる気持ちで臨まねばならない。
「一般道に出たら教習所とは違い、バックしてカーブミラーに○○が映ったらハンドルをきって・・・、なんことは絶対にない。そんな標識や目印の様なものは絶対にない」だったかな、これがホントにその通りだと思ったよ。
人生も、試験問題も、そんなものだ。
自身の才覚を頼りに、道なき道を突き進んでいくしかない。
当日まで出来ることはやったつもりだったが、力及ばず、だ。
試験を終えて、さすがに少し凹んだ。
凹んでも一人。
凹んでも誰も慰めてはくれない。
社会人になったら結果が全てだ。
・私はこんなブラックな環境にもかかわらず善戦しました、
・準備不足でしたがここまでやったんです。認めてくれてもいいでしょ?、
・頑張ることに意味があるんです(キリッ、
なんてことに、意味は無い。
「結果だけが身を守ってくれる」のだ。
資格試験を受かることによって、少しでも会社内のポジションや発言力を高めたかったが、
これは次回に持ち越しだ。
また、社内で浮いている肩身の狭いリーマン生活が始まるだけだ。
いろいろときついが、すべての人間とうまくやろうとすること自体がそもそもナンセンスなのである。
この集団の中では異質かもしれないが、別の集団ではカタにはまるかもしれない。
その程度のものなんだ。
人間同士のパワーバランスなんてちょっとしたことで崩れ、常に揺蕩うもの。
どうも、人に嫌われないよう嫌われないようにするきらいがあるな、くそ。
ただ今の気持ちは
ちくしょう ちくしょう ちくしょう
ちくしょう ちくしょう ちくしょう
ちく ちく ちく ちく ちく
ちく ちく ちく ちく ちく
ちっっっっくしょーー!!
である。
試験受かりたかったー。
である。
性の悦びを分かち合う相手もいない、会社と部屋の往復のつまらん生活に戻るわけだが、これで少しはカメラを楽しむ時間は出来たな。
異性とも楽しみたいのだが、こればっかりは…。
彼岸花でも撮りに行こう。