クロスケ日記 105日の日々

どこにでもいる弱小会社員の日々の記録。他愛もないことを綴っています。

10数年前の小骨

映画「新聞記者」を鑑賞。

松坂桃李、雰囲気出てた。

 

移動中、前触れもなく記憶の中に眠っていた、曲名は知らないけど1フレーズだけ印象に残っていた歌詞が浮かんできた。

「そのひとことが かんたんすぎて でてこないのです」

記憶の中の優しい声、気持ちを「あの時のあの場所」に引き戻す曲調。

 

当時、地元のド田舎のスーパーや本屋で流れていた。

「あ、この曲いいな」と思っても調べる術が無かった。スマホなんて当然ないし、ググる訳にもいかない。ガラケーはあったかな?どうだったっけな?

 

そして浮かんできた瞬間、スマホを鞄から取り出しすぐに検索。

ネット社会はこういうときに便利。一生かかっても消費できない電子の図書館。

ググったところ、出てきた。

キンモクセイ」というグループの「メロディ」という曲。

某動画サイトで何回か繰り返し聴いた。

 

まだ10代だった頃、良い曲だなぁと思いつつ、結局誰の曲だかわからなかった。

元号を迎え、天啓のように1フレーズが浮かび、10数年の時を経て、喉の奥の引っかかっていた小骨が取れた感じ。

意識するまで、そこに小骨があるなんて意識もしていなかったけれど、生きているとそんなことってたくさんある。

 

ラジオを聴きつつ、ブログを書き、また1週間に備え寝る。