クロスケ日記 105日の日々

どこにでもいる弱小会社員の日々の記録。他愛もないことを綴っています。

安定して相変わらず浮いている

相変わらず部署で浮いている。
仕事は真面目にやっている。
真面目にやっているだけでは駄目なのだ。
しかし、どういう訳か嫌がられ、皆の輪に入って行けなくなるんだよなぁ。
自分では普通にしていても、何か気に食わない所があるのだろう。
直すところは直すけど、譲れない所は絶対に譲らん。


『そんなに?そんなにキライ?』
(天国に一番近い会社に勤めていた話/ハルオサン)

このセリフがどうしても頭に浮かぶよ。

ま、今までの人生でこんな感じだったから、今更驚きはしないが、これはこれでつらいんだよなー。



『結局、私の身を守ってくれたのは、【結果】だけでした。』
(天国に一番近い会社に勤めていた話/ハルオサン)



この言葉が、仕事中、何回か頭に浮かぶ。
この言葉通り、誰も救ってはくれない。
だからこそ、仕事をこなし、資格の勉強もしている。
俺の身を守ってくれるのは【結果】だけだから。

これは、大企業とかの話ではない。
この日本に大多数を占める、零細中小企業に身を置く、しがない非モテむっつりリーマンのささやかな戦いでもある。
たいしたことない戦いだけど、切実でもある。


大人の動画を見て寝よう。

奇跡が起こり、女性と遊びに行くことがあっても、もはや何を話していいか見当がつかない。
下ネタしか頭に浮かばず、それを口にする勇気も無く、何もリードする事ができない。

大人の動画は、現実を忘れるね。
悲しい。

何かを続けるということ

宇多田ヒカルの特集がテレビで放送されていた。
同じ30代。
周囲を取り巻く環境は、天と地獄以上に差がある。
同じ人間なのに、向こうは雲上人。
いやいや、卑屈になってはいけないな。
俺だって生きている。
俺の世界で生きている。


デビュー20年ということだ。
生まれた子供が成人するまでの年月を、何かを続けたことがあるだろうか。
ちなみに高校の修学旅行を思い出す時、COLORSが脳内で再生される。

話はそれたが、続けるということが大切なのだ。
もし続けないでいても世界は何も変わらないから、続けるということが大事なのだ。

仕事以外の趣味や世界を持ち、それを何年も何十年も続けていけば、それはいつかきつと自分の身を守ってくれるものになりはしないだろうか。

だから、カメラは少しずつだけど、続ける。
思考を延ばし続ける。

インファナル・アフェア3を観た

日本でもリメイクされている、インファナル・アフェアの3を観た。
全3部作で、3は1のその後の物語になる。

終極無間とある通り、中々重い内容。
1のストーリー展開には敵わないが、物語後半の、あるべき理想に向かって行動するのだが結局は習い性から逃れることができなかった展開は悲しくなった。
魅せ方が上手い。

以前在職していた会社の同僚が亡くなったと聞いた。
人の世で、いつまでも変わらず同じままでいることなんてありえない。季節が巡り、過ぎ去るように。
一緒に働いていた時の笑い顔を思い出し、少し冥福し、また日常に戻る。

今日も無事、生き抜いた。
金曜の夜の、緩んだふわふわした空気とは、無縁だ。

遠方の人

遠方から通勤している仕事関係の人がいる。
少し大げさな表現になるが、僻地から都市部へ通勤しているという。
往復の通勤時間って、積み重なると結構な時間になるんだよね。
年齢や家庭や家族の事情などが許せば、この時間を使い、習い事ができたり、仕事終わりに行きつけのお店を作ったり、遊びに行ったりできるのになぁ、と20代前半の時、思い知ったのを思い出した。



マネークリップが欲しくなり、悩んだ末GANZOのシェルコードバンを購入した。
光沢や材質、シンプルな作りに惹かれつつ、大きさが気になったが、使っているうちに気にならなくなるだろうと高をくくっていた。
最初の直感は大切である。
日本の紙幣を入れる時に、はみ出さない様に入れないといけないのが煩わしい。これは意外とストレスだ。サッと出してサッと仕舞いたい。
海外旅行で、他国の紙幣を入れる分には問題なかった。(日本の紙幣よりも大きい国はあるかもしれないが)
シンブライドルにすれば良かった、と思ったが、しかし折角購入したからには使い倒したい。

休日、ジーンズのポケットにマネークリップを差し込み、カメラを持って出かけるのも悪くない。
朝のしーんとした空気の中でもいい、雨上がりでもいい、夕餉の香り漂う路地裏でもいい。

ま、そんな理想を打ち砕かれる社畜だけど。
ま、隣を歩いてくれる彼女もいない非モテだけど。

くそう。
大人の動画を観て寝る。

三大欲求は今のところ、健全である。

ご意見番

映画「終わった人」を観てきた。
表社会を真っ当に生きてきた男が定年退職。
奥さんに疎まれ温度差を感じながら、足掻く日々。
映画だからだろうが、ある部分では主人公は恵まれているよなぁと感じてしまった。
若い年下の女性とやり取りや結末は、うん、まぁ納得。
自分たちが定年を迎える頃、日本はどうなっているのだろうか。



どんな業界や組織でも、ご意見番の様な存在の人間がいる。
サラリーマン世界なら、創業者と一緒に歩んできた経営者一族ではないロートルだろうか。
このご意見番が、ちゃんとした実力者ならいいが「大物ぶる」困ったちゃんだと、一緒にいるだけで消耗する。
非常に消耗する。

消耗した。

そしてその消耗を回復する為ラーメンに向かった。
安い男だな。


このところある企画に携わり、ストレスに曝されていた。その企画もやっと落ち着き、久しぶりに体重を計ったら、3キロ少し痩せていた。
これはまだ恵まれている方なのだろうか。
企画を通して、自分の能力を第三者の目線で指摘されたり、また幸せな事に他者の悪意に曝され、非常に有意義であった。くそったれ。

しかし、肩の荷が下りたせいか、大人の動画を観たい欲求が襲ってくる。
お気に入りの動画をたくさん観よう。
普通は彼女やパートナーに会いたい、になるのだが、ここはモテない男街道を駆け抜けてきた、非モテ男。発想が斜め下をいっていると自負している。

もう今はしばし現実を忘れる。


あ、あと観たかった映画も借りてきて観よう。