クロスケ日記 105日の日々

どこにでもいる弱小会社員の日々の記録。他愛もないことを綴っています。

気持ちの落としどころ

世間ではおっさんずラブというドラマが流行っているらしいね。
会社の女性の同僚から聞いて知ったよ。


気持ちの落としどころというのを考えた。
後輩や後から入社してきた人たちの方がコミュニケーション能力や能力の伸び代が高いのではとつくづく思う。
将来的に後輩の方が仕事ができる、という状況になるなと予感している。自分がなんとか歩いてきた道を、早々に駆け抜けて行くのだろう。
その時、自分はどういう気持ちになるのか。
もう若くない自分の気持ちの落としどころは、何なのか。

まぁ、後輩たちが成長する間、何もしないで手をこまねいているなんてことは絶対にしないが。

そして、実家のこと。両親の老いのこと。
このまま独り身なのか、もう人の温もりに触れる機会は無いのかということ。
漠然とした不安。

夜、部屋を暗くして音楽を流している。
頭を空っぽにする時間を意識して作ろう。

さ、ラジオ聴いて、少し仕事して、寝るか。

狭い中の見える人

曖昧な表現で観念的になるけど、物事の本質や実態を可視化し捉えることが出来る人間てどれくらいいるのだろう。
他者の悪意を持った思惑が見える、と言いかえてもいいかもしれない。

大多数の人間は、狭い社内の人間関係の中であの人に嫌われたらいやだなぁと恐れ、会社の数だけある社内のローカルルールに悩み辟易して、目の前の事に手一杯になりがちではないのかな。
いや、勝手に想像しただけだけど。


先輩と昼飯を食べていて、先輩がまあズバズバ言う。パワハラのお客に対しても容赦ない切り返しをしていたようだ。
痛快だ。


私は世間に数多ある中小企業のダメリーマン。
非常に、ひじょ〜に思い上がった発言になるかもしれないが、今の会社で「ちゃんとした会話」ができるのは片手で数えられる数名。
この人たちはちゃんと「見えている」。

そんな人間に、なりたいんだなぁ。



斉藤和義の「ベリーベリーストロング」が、ラジオから流れてきてふと手をとめて聴いてしまった。

寝る。

天国に一番近い

天国に一番近い会社に勤めていた話

天国に一番近い会社に勤めていた話

知る人ぞ知る、有名なブログの書籍化。
私は寡聞にして知らず、ほんの些細なきっかけがありブログを読ませて頂き、書籍を手に取りました。


衝撃でした(ブログも衝撃ですが)。

明日に差し支えるから寝なくてはと思いながらも、一気読み。
よく宣伝文句で、面白すぎて一気読み、と見かけるが、まさに今回がそれだった。
本当に惹かれることって、眠気も消し飛ぶ。

言葉で表現すると野暮な感想にしかならない。
とにかく実際に読むのをオススメしたい。
同じ日本でも、こんな世界があるだなんて。


ケガをした時、自分をバッサリと見捨てた会社や家族や恋人よりも、「見ず知らずのブログ読書の方が優しいじゃないか!」、の紹介文が世の理不尽、不条理を的確に現している。

魂の叫び。
しみるよ。

くぅ…。

今の気持ちを言葉に

今の気持ちを言葉に。

この気持ちは1週間後には変わるかもしれないし、

1か月後経っても変わらないかもしれないし、

1年後に読み返し、こんなことを思っていた時もあったのかと懐かしむことになるかもしれない。

働いていれば誰でも経験する気持ちの浮き沈みを、大げさに捉えすぎただけと後から恥じるかもしれない。

この見せかけの平和な国での、わがままかもしれない。

 

今、「転職」という言葉が頭に浮かんでいる。

自身の現状はというと、「今の部署では必要なスキルだけど、他部署や他社では通用するかどうか非常に怪しい」ことを、プライベートの時間を削りオーバーワーク気味にこなしている。

有り体にいえば、文句も言わず現状に疑問を抱かない「都合のいい労働力」である。

歳をとって使い物にならなくなってきたら、いくらでも圧力をかけて辞めさせることもできる。

このままいけば、取り返しのつかない状況になるのは想像がつく。

(今の部署で浮いていて、新しいことを覚えらない状況を自分で作ってしまってもいる)

狭い部署の中でしか通用しないスキルだけが残り、いずれ選択肢が無くなる景色も見える。他部署では使い物にならない自分も見える。

取り返しがつかなくなる前に、なにか動かなければとも感じている。

本当にこのままでいいのか、と。

 

出入りしている業者の社長さんから、「指をくわえて待っているだけでは何も変わらない」と言われたのが忘れられない。

 

同僚の中では、ひそかに他社から声がかかっている人もいれば、取引先から「なにかあったら連絡ください」と言われている人もいる。

ちゃんとセーフティーネットを確保している人は強いよなぁ。

もちろん転職せずに今の会社に残り、たとえ使い物にならない人間なりに必死に会社の利益の為、働くのもそれはそれでサラリーマンの生き方でもあるとわかっていても…。

 

こんな風に思うのは甘えなのか、自分を客観視できない。

転職サイトなどで相談してみるのもひとつの手かもしれない。

(身近に相談できる人がいないのも辛い)

使える制度等は徹底的に使おうとも思う。

 

幸か不幸か、独りの身。

最悪、自分を食わせるだけならなんとかなる。

ああ、人は日々、何かを選び何かを捨てていく。

「なにもしないリスク」だけは取らないようにしなければ。

 

 

青かった

昼飯を食べに外に出て、空を見上げたら青かった。

何でこんな良い天気なのに、俺はここにいるんだろうと一瞬思ってしまった。
世界は広い。知らないだけで、美しい景色はいくらでも身近にひろがっている。
青空をスマホで撮ればよかったと後悔した。
内勤系男子は、外の空気が恋しい。

仕事の事しか話題が無い人間になってきた。
これは痛い。


旅行に行きたいな。

今週は疲れた。寝る。