クロスケ日記 105日の日々

どこにでもいる弱小会社員の日々の記録。他愛もないことを綴っています。

地方都市

気になっていた小説、「ここは退屈迎えに来て/山内マリコ」を読了。
少し前に発売された小説で地方女子をうまく書いているということで気になったので手に取ってみた。
読みやすいので、正月休みに一気読み。
都会生まれ都会育ちの人はこの小説を読んでどう思うかはわからないが、地方出身者の自分としては自分の青春時代を否応なしに考えさせられた。
国道沿いの景色、並ぶ店、代わり映えのしない毎日
、駅まで行き電車に乗るのも一苦労(この部分はそれなりの都市部出身の人には、非常に想像し難いと思われる(笑))。
このままここで歳をとっていくのかと言う不安。
何かが起こるのを期待しながらも、絶対に何も自分を変える出来事は起こらない。
地元から出ていける人間、でていけない人間。

小説は短編形式で物語が進んでいく。
今だから言えることだが 小説の中の女の子と 同じ感情を持っていたことがある。
それは、ある映画を見に行った際たくさんの人たちが観に来ていた事にショックを受けること。
自分だけが特別なアンテナを張っていると思っていたが、そんなことは全然ないのだ。
くぅー。
この気持ち、よーく分かる。
作者、上手いなー。

ふふ、 10代や20代前半は自分が年をとるなんてことは想像できないかもしれない。
誰もが自分は「時代の真ん中にいる」と思うものなんだよなぁ。

と偉そうにつらつら書いたけど、みんな自分みたいにそんなアホではないか。
ホント自分はアホで、物事が見えてなかったなー。


仕事が始まる。
出勤したくないなー。
といいつつ、仕事モードになりつつある。
社畜だなー。
寝る。

2018年 謹賀新年

あけましておめでとうございます。
無事2018を迎えることが出来ました。

実家に帰省しています。
実家でぐうだらするのは楽で良いけれど、ずっといる場所では無いな、とも感じます。
ここにずっといたら、駄目になってしまいそうで嫌だ。
田舎に残る人、都市部に出て行く人、U ターンしてくる人、結局大多数の人間は何者にもなれなかったはずだ。
それでも前を向いて、ままならない現実に適応して日常を生きる。
平成も終わる。
日本も青春時代が終わり、もっともっと熟年期になっていくのだろう。
懐古趣味に走りたくなる気持ちをぐっと抑え、
自分がぶれないように。

弱小独身サラリーマンの何でもない日常を淡々と書こうと決めて始めたこのブログ。
ブログの魅せ方にもこだわってはいないですし 有名になれるとも思っていない。
ここでは書けないようなこともいろいろあり、それなりに悩みながらも 日々生活しています。
毎日が決してドラマティックな日々ではないけれど続けられる限り淡々と進めていきたいと思います。

これを読んでいる物好きな人もそうでない人も、
お互いに日々の困難を乗り切り、良い1年にしましょう。

人間万事塞翁が馬

意気地が

無事、仕事納めを迎えることが出来た。

少しマンネリになってきたので、新しい事を覚えたいのだが、言い方、周囲への根回し等を間違えると
「あいつなら通常業務にさらに○○が増えても大丈夫だろう。楽勝だろう。」とおかしな情報が出回り、普通なら過労死ラインの仕事量が降り掛かってくる。
例えるなら、素人がプロボクサーとの試合に放り込まれるようなもの(戦術もなにも持たされずに)。
そして、素人がまかり間違ってもプロボクサーに勝てるはずがないのに、「何故勝てない!!あんなの楽勝だろ!真剣さが足りないんだよ!」と恫喝される。
周りは絶対に手を差し伸べはしない。
うん。
怖いよー。
日本に数多存在する、中小企業のある側面。

そもそも何故、異常な仕事量に耐え忍ぶ事が美化される。

そうは言っても、ある面ではサラリーマンは守られているとも感じる。
そこはとても恵まれていると思う。
感謝もしている。
ダメサラリーマンだけど。


年内にノートパソコン買いたい。
そこそこの性能ので充分。

そして、実家に戻ったら単焦点レンズでバシバシ撮りまくろうと考えている。
画角をちゃんとつかみたい。

元カノと復縁するか、しないかの瀬戸際になってきた。
お互いの年齢を考えれば、結婚は不可避。
もちろん結婚が全てではないけど、
結婚によって得られるものもあるとは理解している。
子供が出来れば、生活はガラッと代わるだろう。
周囲でも離婚しているカップルもいるし、
夫婦でも、子供が大きくなったら、旦那と離婚したい、言っている女性もいた。

人それぞれだから、決まった正解の形なんてあるはずも無いのだ。
絶対なんて、絶対無い。

ま、単に自分自身で決めるのが怖くて、
意気地がないだけ、ってのが1番の要因。

情けない。。。。

2017も未だに

周囲の人間には話していないが、こう見えて家計簿を付けている。
今年一年間の家計簿を締めた。
今はスマホのアプリで便利なのがあるねー。
ふぅ、赤字にならなくて良かった。

拝金主義はどうかと思うが、日本も学校とかでお金の教育をもっとやった方がいいと思う。
お金は道具であり、身を守ってくれるものでもある。
生まれ落ちる家庭の、親の教養に左右される様じゃアカンでしょ。
具体的になにをやればいいか、分からんけど。。

既得権益を握ってる人たちからすれば、労働者は現状に疑問を抱かず、従順に働いてくれなくては困るだろう。
俗に言う、3S政策だっけかな?
スポーツ、セックス、スクリーン(映画)。
物事の本質を考えさせない為の娯楽。
誰かが言っていたけど、今はスマートフォンが加わり、4S政策になるのかな。


ラジオから、「天体観測」が流れてきた。
懐かしいなー。
これをリアルタイムで聞いていた頃は、今以上にアホだった。
未だに見えないことだらけだよ。

も少しで、仕事納め。 
いつも通り淡々と労働するだけ。

大人の動画見て寝る。

井の中の蛙は

新聞記事を読んでいたら目に留まる記事があった。

ある学生スポーツで結果をだし、記憶に残るあるニックネームで親しまれた青年。
ずっとスポーツ漬けで過ごし、就職したのはいいが社内あてのメールも満足に打てず、敬語や言葉遣いに苦労したという。
井の中の蛙」を痛感したという。
そんで、自分を鍛えようと新しい世界に飛び込んだ。

この話を読んで結構、自分を投影してしまった。
ま、俺は学生の頃、なーんにも残してないけどね。
井の中の蛙」ってところは同じだったなー。


広いようで狭い世界。
狭い業界。
もう会うことは無いと思っていた人とまた仕事で会うことになるとは思わなかった。

中小企業の労働者だけど、
まさかこんなささやかな巡り合わせもあるとは。
人のつながりを馬鹿にしてはいけない。
思わぬところで助けてもらったり、助け合ったり。

飲み会で会った、その場限りの出会いと思ってた女の子と再会できる、なんて漫画みたいなこと起こらないかなー。

そんな平日の夜。


寝る。