クロスケ日記 105日の日々

どこにでもいる弱小会社員の日々の記録。他愛もないことを綴っています。

立ち読み

学生のころは、
小説を良く読んでいた。

この前ふと思い出して、
「葉桜の季節に君を思うということ」、
立ち読みしてしまった。

ミステリ小説であり、
不思議な小説。
ラストは好みが別れると思うが、
俺はとても好きな小説。


なんでもやってやろう屋の主人公。

しびれる言葉がある。


どうして俺が特別であってはいけないんだ。
誰が決めた。
特別か特別でないかは生きてみないとわからないじゃないか。優秀な人間を見て、自分は敵わないと思ったら、その時点でもう負けだ。

主役

朝、スーツを着た若い子を何人か見かけた。

そうだそうだ、
新社会人だなあ。
これからいろいろあるけど、
頑張れ〜、と声にならないエールを送りつつ、
出勤。

ここから、腐った独身男の嘆き。

もし職場に若い綺麗な女の子が
入ってきて、その子のことが気になっても、
俺は相手にされないだろう。
社内の別の、仕事ができるイケメンに
食われるのを噂などで聞いて、
本当は悔しいのに、
興味のないフリをするんだろう。
俺とあいつのどこが違うんだよ、と
思いながら。

くそ、会社は仕事をするところだぞ。



これから新しい世界に飛び込む人、
今いる場所から這い上がろうと動く人、
今いる場所で踏ん張る人、

有名でもなんでもない、
普通の人が、主役なんだ。

調子の良い日

朝起きて、
洗濯して、
掃除して、
用事を済ませて、
体調も悪くなく、
イライラモヤモヤもなく
ご飯も美味しく食べ、

すべてがピタッとハマった日だと思う。 
そんな日って滅多にないけど、
今日は良い日だった。

夜は人肌恋しくなるけどね。
これで彼女がいれば、とホント思うよ。

人生の中で
こんなピタッとハマる日が、
あとどれくらいあるんだろう。

は。
哲学的になっちゃったよ。

通り過ぎていく

4月だね。
定番の言葉。
別れと出会いの季節だね。


今の会社に入って、
いつの間にか、
何人の人間を見送ったのだろう。
入った当初は、
絶対に辞めてやる、といつも思っていたのに。

今の会社で、
まだ俺は生き残っている。

でも、一ヶ月後、
半年後、一年後なんてどうなってるか、
わからない。

ただ、日々を積み重ねるだけ。
自分のために、まずは生きる。

ってなんだか、戦争してるみたいだな。


人との縁を大事に、していきたい。
時々、短気を起こすときもあるけどね。


でも、
銃弾は飛び交ってないけど、
笑顔のしたで、
誰にも見せないで、
戦ってるんだよ。